ヤバイ大損保険
現役保険販売員100人がバラす!
保険は家の次に高い買い物と言われています。商品知識や本当の必要性を理解していないのも事実。
匿名だからこそできた本当の保険事情を公開します。
*雑誌「保険完全ガイドシリーズ」より抜粋
死亡保険ワーストランキング
1位 かんぽ生命「養老保険」
養老保険は低金利の影響で元本割れとなるケースが少なくありません。
満期になると保険料は戻ってくるが、ほとんど増えていないことも
とくに、入院・手術などの特約を付けると元本割れしてしまう!
2020年3月末まで行政処分を受けています。
ここからどのように信頼を取り戻していけるかはもちろん養老保険の販売に関しても大きなカギとなります。
2位 明治安田生命「ベストスタイル」
通院や介護といった様々な特約から保障を選ぶため複雑になりがちな商品
特約部分は更新型で保険料が上がっていく仕組み
いわゆる以前のアカウント型に近い設計で保障内容の分かりにくさからマイナス評価をつける販売員が多かった
3位 第一生命「ブライトWay」
終身保険を主契約として、定期保険や介護・入院保障などを特約として付保できる保険
とくに収入保障保険ついては他の保険会社が単体で低保険料で提供している中
特約で加入すると割高になる
4位 全国生活協同組合「生命共済」
シンプルな保障内容を評価する一方で、
65歳~69歳まで加入できる「熟年型」は保障の手薄さが指摘された
5位 日本生命「みらいのカタチ」
商品内容の複雑さを挙げる声が多かった!
また総合医療保険は入院療養給付金が日帰り入院ではなく1泊以上が要件
6位 東京海上日動あんしん生命「終身保険」
円建ての貯蓄型保険は低金利の影響で運用が厳しい状況である。
返礼率も低く、あえて加入する魅力がない
7位 国内各社「個人年金保険」
払い込み期間満了後に一定の年金を受け取れる個人年金保険だが、控除額も少額で返礼率も低い。
IDECOやNISAに投資したほうが効率的
就業不能保険・その他ワーストランキング
1位 アクサ生命「一生保障」介護保険賢者の備え
要介護1~2が主流だが、この商品は要介護4相当とするケースがありハードルが高い
理解しないまま加入すると痛い目に遭ってしまう
2位 アフラック「給与サポート保険」
病気やケガで働けなくなったときを保障する代表的な商品
市場競争が始まったばかりのため保険料水準が高い
給与サポート保険の保険金を貰うには、61日目以降も”就労困難状態”が続いていることが必要になります。
61日以上働けないケガや病気は、そこまで多くないのが現状です。
3位 生保各社「傷害保険」
会社員の仕事中のケガは労災保険の対象となり「優先順位は低い」との声も
4位 生保各社「学資保険」
終身保険と同等の高い返礼率は期待できない!平準払いの場合、中途解約での元本割れの可能性は高くなる
加入時に決めた満期金を満額受け取ることができる反面、将来的にインフレに転じたときに対応できないというデメリットも
5位 三井住友海上「GKクルマの保険」
補償内容に対して保険料の高さを指摘する声が多い
弁護士特約を付けるとやはり割高に感じるとも
保険料が高いが事故対応が良いのは、東京海上・損保ジャパンと重なります。
しかし2社よりは保険料がさらに高く、事故対応では劣るとなると、わざわざ三井住友海上を選ぶ理由が見当たらない
6位 第一生命保険「ながいき物語」
長生きすると契約時に設定した年金を受け取れるトンチン保険
受け取り方で10年保証期間中終身年金を選んだ場合、90歳まで生きないと元本を取り戻せません。
90歳まで生きられるかは本人にもわかりません。
保険料払込期間に解約すると、ほぼ確実に元本割れを起こすのもデメリット
この保険に加入し元本割れを起こさないようにするためには、保険料払込期間中に解約しない・死なない覚悟が必要です。